
2024年9月10日(火) 第7期 一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会定時社員総会が開催されました。本年も昨年同様、学究のための国際会議・種々学会の施設である東京大学 伊藤国際学術研究センター/伊藤謝恩ホールにて、議事が執り行われました。
なお、総会当日ご来場いただけなかった会員様には、総会の模様をインターネットでライブ配信いたしました。
監査報告、また決議事項の承認につきましては、議決権の過半数の賛成をもって原案どおり可決されました。



第7期 ワーキンググループ活動報告と展望
一般社団法人化後7期目を迎えた当期は、各ワーキンググループが取り組んでいる各種活動が具体的な事業として稼働し、その活動が活発となる期となりました。
- 総合技術開発ワーキンググループ
当法人が開発した「木質耐震シェルター70K」について、昨年からパンフレットや施工手順書の整備を進め、会員の皆様のご支援のもと、22件の耐震シェルター施工を予定しております。また、横浜市役所や川崎市役所での防災イベントへの参加、東京都や愛媛県伊方町役場、愛知県豊川市役所との連携によるシェルターの実物展示を行い、地域コミュニティ耐震化キャンペーンを通じて販売促進に努めました。これにより、2年連続での防災イベント参加実績を築き、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
- 新耐震基準策定ワーキンググループ
第4期で決定した「耐震100推奨基準」の普及を目的に、「TAISHIN 100 Standards」ロゴマークの策定を行い、認定手続きおよび設計図書保管システムの開発を進めました。第7期から第8期にかけて、本格運用を予定しており、これにより新耐震基準の信頼性と普及を一層強化します。
- 安心R住宅普及促進ワーキンググループ
今期は安心R住宅登録団体の更新手続きを完了し、引き続き国土交通省認可団体として活動を継続しました。また、会員企業が「耐震100推奨基準」と連動した新築住宅から安心R住宅への登録を推奨するシステム開発を並行して進めており、将来的には「真の耐震住宅」が中古住宅流通市場に寄与するための基盤づくりを目指しています。
- 耐震普及啓発ワーキンググループ
第7期に新たに設立されたこのワーキンググループでは、各ワーキンググループの研究や活動内容をまとめ、会員企業様に当法人の活動や研究成果をご理解いただくために、毎月1日にメールマガジンを発行しています。これにより、当法人の活動内容を効果的に会員企業様へ発信し、情報共有と協力体制の強化を図っています。
今後も各ワーキンググループは連携を強化し、耐震技術の普及と防災意識の向上に努めてまいります。第8期に向けて、さらなる活動の充実と新たな取り組みを進め、地域社会の安全と安心に貢献していきます。
総合技術開発ワーキンググループ 00:28~
新耐震基準策定ワーキンググループ 12:41~
安心R住宅普及促進ワーキンググループ 20:19~
耐震普及啓発ワーキンググループ 22:42~